近代サーフィンの変遷

世界的に認知されるようになった近代サーフィンは、ハワイ、カリフォルニア、オーストラリアを中心として、各地で急速な発展を遂げることとなります。サーフボードもサーファーたちの試行錯誤によって徐々に進化し、第二次世界大戦後には、グラスファイバーとウレタンフォーム製で現在でも主流をなしているサーフボードが誕生しています。サーフボードの進化は、サーフィンのライディングテクニックの向上にもつながり、スタイルの多様化もみられるようになります。日本でサーフィンが始まったのは、1960年代頃で、当時、湘南や千葉の海でサーフィンを楽しむアメリカ人を地元の少年たちが模倣したことがきっかけであるといわれています。

1965年には、日本サーフィン連盟が発足し、その翌年には初めての全日本選手権が開催されています。1999年、第34回となった大会では、過去最大の1,100名が出場する大規模なものとなっています。サーフィンのスタイルも多様化し、サーフボードにセールを取り付けたウィンドサーフィン、ボードの上に立つのではなく、フィンをつけて腹ばいの格好で滑るボディボードなど、さまざまなスポーツが派生して世界的に普及しています。1960年代に一般的であったロングボードが復活するなどの動きもみられています。